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システム運用管理とは 目的や種類、仕事内容などを解説

システム運用管理とは 目的や種類、仕事内容などを解説

現代において、ITシステムを利活用していないという企業は少ないでしょう。それだけ、ITシステムやサービスを提供しているベンダー企業もたくさんあります。ITシステムを提供する場合も利用する場合も必要になってくるのがシステム運用管理です。
システム運用管理とは、何を指すのでしょうか?

本コラムでは、システム運用管理について、実施する目的や種類、業務内容などをご紹介いたします。

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1.システム運用管理とは

システム運用管理とは、ITシステムの安定稼働を目指して、日々、システムを監視・管理することをいいます。

システム運用管理には、ネットワーク管理、システム管理、業務運用管理の3種類があります。システム運用管理の種類については、下の「システム運用管理の種類」でご紹介します。

1. システム保守との違い

システム保守とは、システムに障害が起きた際に適切な対応を行い、正常に使える状態に復旧し、セキュリティ管理を行うことをいいます。基本的に、異常が起きて初めて仕事が発生します。

これに対し、システム運用管理では、障害が起こるのを未然に防ぐための対策や業務が仕事です。
このように両者は別物ですが、組織によってはシステム運用管理がシステム保守を兼ねる場合もあります。

2.システム運用管理の種類

システム運用管理には、ネットワーク管理、システム管理、業務運用管理の3種類があります。
以下でそれぞれ具体的な内容をご紹介いたします。

1. ネットワーク管理

ネットワーク管理とは、ルーターやスイッチといったネットワーク上の機器と、IPアドレスやポート接続情報、回線情報などのネットワークの構成情報を管理することをいいます。運用状況や障害の予兆をリアルタイムに把握します。

ネットワーク管理を行うことで、障害の発生を未然に防いだりネットワークを改善したりするために必要な情報の収集が可能になります。

ネットワーク管理はさらに、障害対策、セキュリティ管理、性能管理、設備管理の4つに分かれます。

障害対策

障害対策とは、ネットワークに障害が発生した際に、それを検知し、復旧することをいいます。
そもそも、何をもって「障害」とするのか、その定義付けも行います。ネットワークのパフォーマンスがここまで落ちたら障害というように、具体的な数値を定めます。

セキュリティ管理

セキュリティ管理とは、セキュリティの3要素である「機密性(Confidentiality)」「完全性(Integrity)」「可用性(Availability)」にのっとって、パスワードやアクセス権、ファイアウォールの設置、通信暗号化などの設定情報を管理し、ウィルスや不正アクセス、情報の漏洩などを防ぎます。
ネットワークを利用するユーザーの監視や教育なども含まれます。

性能管理

性能管理とは、ネットワークの可用性※を維持して性能を保つために、ネットワークの状態を計測することです。これにより、必要十分な冗長化を行うなど、効率良くネットワークを利用することができます。

※可用性…稼働率のこと。障害の発生しにくさ。数値が高いほど障害が発生しにくい。

設備管理

設備管理とは、ネットワークを構成するハードウェアのうち、サーバーやスイッチといったネットワーク機器に付随するもの、たとえば、ケーブルや電源、空調といった設備や施設の管理を指します。
具体的には、ケーブルを床下配線する場合のケーブルを通す孔、接続のためのコネクタ、電源の必要容量の把握や停電時の対応、冷却のための空調設備の管理などです。配線図の管理なども含まれます。

2. システム管理

システム管理とは、システムが安定して稼働するためにハードウェアやソフトウェアを運用管理することをいいます。

システム管理はさらに、基本運用、バックアップ対応、資産管理、備品管理の4つに分かれます。

基本運用

基本運用とは、サーバーやクライアント端末、周辺装置、関連文書などを管理することをいいます。ハードウェアにおける操作などをログで監視し、文書に残したり既存の文書を変更したりします。

バックアップ対応

バックアップ対応とは、万が一に備えてシステムを構成するサーバーに保存されたデータを複製しておくことです。複製した媒体は分散して保管し、適切に管理します。スケジュールと範囲を計画し、計画通りに実施します。

資産管理

資産管理とは、IT資産管理であるハードウェアやソフトウェア、ライセンス、これらを管理する文書などを管理することです。近年では、情報セキュリティ管理まで範囲が広がってきています。

備品管理

備品管理とは、システムに関連する備品や消耗品を管理することです。使用されているものだけでなく在庫も含まれます。
使用されている無形資産(ソフトウェアなど)に関しては、機器に管理用ソフトウェアをインストールし、ネットワーク経由でモニタリング・遠隔操作して実施します。

3. 業務運用管理

業務運用管理とは、ここまでにご紹介したようなシステム運用管理の業務を管理することです。 たとえば、業務がスケジュール通りに実施されているかなどをマネジメントします。

上記のほか、ソフトウェアを配布したりハードウェアなどの資源を管理したり、ユーザーの登録・削除などもシステム運用管理に含まれます。

3.システム運用管理の主な仕事内容

上記のようなシステム運用管理を実施するために、システム運用管理の担当者は大きく以下の5つの仕事を行います。

1. 稼働監視

システムが提供しているサービスや基盤の問題点をいち早く検出するために、システムを構成しているハードウェアやソフトウェアが正常に動いているかどうかを定期的にチェックする業務です。障害を検知するために、あらかじめどの要素においてどの状態になったら異常として検知するかを定義するのも仕事のひとつです。

稼働監視には、サービスの「シナリオ監視」と、障害の予防と原因特定のための「インフラ監視」があります。

シナリオ監視

ユーザー視点でスムーズな操作が行えるよう、あらかじめ一連の操作をシナリオとしてまとめ、シナリオ通りに正常に実行できることを監視します。

インフラ監視

まだ障害は発生していないものの、そのままでは障害が発生しそうな予兆(たとえば、サーバーを冗長化しており、障害には至らないものの1台のサーバーがダウンしたなど)や、発生してしまった障害の原因を突き止めるための監視を行います。

2. ログ監視

ルーター、スイッチといったネットワーク上の各種機器類で実行されたすべての挙動を記録したログを監視して、その内容からエラーメッセージなどの対処が必要なものを検知します。

3. パフォーマンス監視

ネットワークのトラフィックやサーバーのCPU・メモリー・ディスク使用率、OSやミドルウェアのパフォーマンス情報を監視して、異常を検知します。

4. ジョブ管理

コンピューターにおける、プログラム処理やバッチ処理などのジョブを管理します。 まずは、「Aの集計の後にBを集計する」といったジョブを作成し、たしかにジョブが実行されたかを確認します。

5. バックアップ管理

万が一、障害が発生してデータが一時的に利用できなくなったり、事故でデータが消失してしまったりした場合に備え、定期的にOSやミドルウェア関連など各種データの複製(バックアップ)を行い、バックアップデータを管理します。

4.まとめ

システム運用管理の業務は、企業にとって重要なものです。
ツールも利用すれば、より正確にシステム運用管理ができ、業務効率化にも役立ちます。

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